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こんにちは!
1月26日に2023年第1回目の講習会を開催いたしました。
今回は受講者に「最近クライアント様と向き合った時に、何か気になったことはありますか?」と伺ったところ、
「ピラティスのある動きで腕が上がらなく、上体を起こせない。立位や座位では出来る。ある程度のダイナミックな動きも出来るクライアント様なのに出来ない!それはなぜか?」と質問があがりました。
そこで今回は【腕を90度に上げた時の肩甲骨の動き】をテーマにしました。
動画をご覧ください!

—-腕を90度に上げた時、肩甲骨はどう動いているのか?—-
①肩関節には肩甲上腕関節+肩甲胸郭関節+肩鎖関節+胸鎖関節があります。
②腕を上げる行為に関連する骨は、上腕骨、肩甲骨、胸郭、鎖骨です。これらは肋骨、胸骨、脊柱に密接な関係にあたります。
今回テーマにした動きの際、肩甲骨は「下制」・「内転」・「後傾」と、3つの動きをしています。
③この3つの動き+脊柱の伸展がなければ、腕は上げることはできません。
背中が丸くなったまま、無理やり腕を上げていませんか?
健康でよく体を動かせる人は、違う筋肉を使ってできてしまう事が意外に多いものです。
クライアント様の細かな動きに注目し、体に負担のない正しい動作を身につけたいですね。
【本日の受講を終えて】
ただ腕を90度に上げるだけですが細かい動きを分割して考えると、1つ1つの小さな動きが大切だと感じました。
肩甲骨の動きは上方回旋や内転・外転…たくさんあり、とても複雑です。広く学ぶ必要があると認識しました。

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